グループホーム職員向け研修
「グループホームにおける意思決定支援」
講師:白梅学園大学 堀江まゆみ教授
イギリスの意思能力法(MCA)に絡めて日本の現状と問題点を
教えていただきました。
「誰でも意思決定能力がある」から始めよう!
今の成年後見制度はそれがないから問題。
(本人の自己決定権が奪われ、権利侵害が生じている事例がある。)
意思決定支援に大事なこと
1.意思決定支援に必要な情報を、本人が理解しやすい形や方法で提示しているか
2.選択肢がある場合、その選択肢ごとにきちんとその選択肢の情報を伝えているか
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11.失敗したときに、支援者としてどうしたらよいかを考えた上で支援をしているか
ただ、グループワークでも出た内容ですが、取返しがつかない失敗をしそうな
場合支援する側はどこまで関われば良いのか(責任はどうするのか)
事例で出た、
財産をキャバクラで使い果たし、生活保護になることは世間一般の感覚として
許されるのか(生活保護は税金なのだから責任は必要ではないか)
など細かい点でケースバイケースとなることが多く、なかなか難しい
問題だと思いました。