2016年2月2日火曜日

意思決定支援

グループホーム職員向け研修  「グループホームにおける意思決定支援」   講師:白梅学園大学 堀江まゆみ教授 イギリスの意思能力法(MCA)に絡めて日本の現状と問題点を 教えていただきました。 「誰でも意思決定能力がある」から始めよう! 今の成年後見制度はそれがないから問題。 (本人の自己決定権が奪われ、権利侵害が生じている事例がある。) 意思決定支援に大事なこと 1.意思決定支援に必要な情報を、本人が理解しやすい形や方法で提示しているか 2.選択肢がある場合、その選択肢ごとにきちんとその選択肢の情報を伝えているか  .  .  .  . 11.失敗したときに、支援者としてどうしたらよいかを考えた上で支援をしているか ただ、グループワークでも出た内容ですが、取返しがつかない失敗をしそうな 場合支援する側はどこまで関われば良いのか(責任はどうするのか) 事例で出た、 財産をキャバクラで使い果たし、生活保護になることは世間一般の感覚として 許されるのか(生活保護は税金なのだから責任は必要ではないか) など細かい点でケースバイケースとなることが多く、なかなか難しい 問題だと思いました。