2017年12月8日金曜日

サビ管補足研修

 昨日と今日の二日間、神奈川県サービス管理責任者補足研修に行ってきました。 カリキュラム   障害者総合支援法の概要   協議会の役割と活用   障害者総合支援法における計画作成とサービス提供のプロセス   障害児者支援の基本姿勢   障害児者の地域生活支援   ケアマネジメント(概論)   権利擁護(虐待防止と差別解消に向けて) でした。  ほとんどの時間は法律の説明や、業務遂行に当たっての考え方中心で、  眠さとの闘いでしたが、「たっちほどがや」の武居さんが担当した  障害児者支援の基本姿勢はとても興味あるものでした。  他の講師陣と何が違ったのかな?と考えたのですが  ご自身の経験からメッセージが発せられていたと感じます。  こういう方の研修はまた行きたい!

2017年11月18日土曜日

地域の居場所作り交流会

 ちがさき市民活動サポートセンターで行われた「地域の居場所づくり交流会Ⅱ」に参加。 横浜市今宿地区の「くつろぎカフェ」「サロン散歩道」の活動を紹介してもらいました。 なるほど!わざわざサイフォンでコーヒーを淹れ、 レコードを家具調スピーカーで流すことで 男性客を誘い出した実例でした。 レコードなどは寄付を募り、ほとんどお金をかけていない。 これまで参加したコミュニティカフェ講座のほとんどは、そんな本格コーヒーを出しても お金を払って来る人がいないというような前提だった気がする。 ただ、ここが成功しているのは高級住宅街という立地特性にもよるもので、地域の特性によって 求められるものが違うとのことだった。 きちんとマーケティングしてる。 この交流会、参加している人の多いこと、それだけたくさんの人が居場所や仲間作りが必要と 感じているのが、現代なんだよね。

2017年11月4日土曜日

パーソナリティ障害の理解と支援

 パーソナリティ障害の理解と支援~疾患ではなく生きづらさに目を向けて~  講師 長谷川俊雄さん(白梅学園大学 子ども学部教授)  上大岡で行われた研修に行ってきました。  ☆約束を守ってくれない  ☆行動が理解できない  ☆組織・機関が困り果てる など  かといって、顕著な精神疾患と思われる症状がない人(← いるいる!!)  そんな人たちにパーソナリティ障害だからだとラベリングしていませんか? (←あるある!!)  それは支援者の不安を少なくするための自己防衛でしかありませんと言われ  そーだよなぁとかなり反省しました。  医師以外は「医学的診断」をしてはならない。   じゃあ、どうすればいいの?  不安や焦りを感じているのは自分であり、自分自身へ働きかけて解消するしかない。    そのような人への正しい対応は、、、  ①変わらない一貫した態度で対応する    ②優しさや愛情だけで対応しない  ③冷静な対応=枠組みや制限の設定  ④スタッフでの統一した対応  ⑤ひとりで抱えない  だそうです。  日々、そういう”困ったちゃん”と接していて、なんとか相手を変えようとしていた  自分に、「そうなんだよねー」と改めてそれが無駄・無理なことを教えてもらいました。  相手の特徴を理解して、試行錯誤するしかないのだけれど、それって結構タイヘン。  うまくいくまでに挫折してしまう人のなんと多いことか・・・  そう思っている人が多いのだろう、予想以上の申し込みがあったそうです。  ホント難しいです。  

2017年7月23日日曜日

社会福祉士会基礎研修Ⅰ

社会福祉士になったからと言って、日々研鑽する必要があるとのことで 社会福祉士会が研修を行っているので、参加しました。 まずは基礎研修Ⅰの前期研修でした。 社会福祉士会のあゆみ 日本社会福祉士会・神奈川県社会福祉士会の組織 生涯研修制度 支部活動紹介 以上が社会福祉士会の説明。 最期にグループワークで、社会福祉士としての専門性について考える でした。 このような研修が必要なのはよ~くわかります。 しかし、、、参加者の中には私のようなアラ還暦の方も多数いて たとえば成年後見人を目指すには概ね4年研修をしなければならない たとえば生涯研修制度の基礎研修から第2期専門課程までには10年かかってしまう! 年取ってから資格を取った人はそのころもういないかも知れない? 若い人にはとても充実した制度かも知れませんが、年配でかつ実務経験のある方々には もう少し考慮が必要ではないかと思われます。 今、国は成年後見人が足らないからと市民後見人の育成をしているような状況で、 確かにそれなりのスキルが必要なのはわかるのですが、なんのための国家試験なの? 市民後見人養成講座よりも劣っている試験なの? ともとられかねません、ちょっと時代に逆行しているのではないでしょうか?

2017年6月17日土曜日

いかにして分断を超えるか?

「私たちはいかにして分断を超えられるのか」 ~障害者福祉・ヘイトスピーチ・生活保護から考える~ 第7次21世紀かながわ円卓会議「神奈川のコミュニティとグローバリゼーション」シリーズ①/講演会 に参加してきました。 とても興味深く聞くことができ、かつ納得のいくお話でした。 相模原殺傷事件やヘイトスピーチ、小田原の生活保護事件などの元がすべて共通しており 中の下階層など社会的弱者たちが、より弱い立場にいる人間を攻撃せざるを得ない 世の中になっているという分析でした。 それを少しでも「頼り合える社会」にするためには 税を上げて、医療や教育のような社会サービスに回すことにより格差は是正され、 皆が将来を安心して生活できるようになる。 という内容でした。 それには国民が増税は困るという発想を転換しなければならないし、もしも 実現したとしても、それがきちんと使われているかをチェックすることが必要であるとのことでした。 とても大きな話なので、いますぐ自分ひとりでどうこうできるレベルではないと思うのですが こういうことこそ社会福祉士会が行うソーシャルアクションなのではないかと、さっそくメールしときました! 講師の”熱さ”に圧倒された有意義な時間でした。

2017年5月17日水曜日

関東運輸局回答

こちらは関東運輸局です。 平素より国土交通行政にご理解ご協力いただきありがとうございます。 行政相談窓口にお寄せいただきましたご相談につきまして、 関東運輸局鉄道部監理課より、下記のとおり回答がありましたのでご連絡いたします。 <回答> 関東運輸局鉄道部監理課です。 平素は国土交通行政にご理解ご協力いただきありがとうございます。 また、この度は関東運輸局へご意見をいただきありがとうございました。 障がいのある全ての方々が鉄道をスムーズにご利用いただけるようにすることは、 大変重要な課題であると認識しております。 障がい者に対する運賃割引につきましては、割引による減収を他の利用者の負担 によって賄うという、鉄道事業者の自主的な判断の中で実施してきたところです。 これまでも、機会を捉えて鉄道事業者に対し障がい者割引についての理解と協力 を求めてきたところですが、今後も鉄道事業者に対し引き続き理解と協力を求め てまいります。 関東運輸局では、利用者利便の向上に努めるよう引き続き指導してまいります。 今後とも国土交通行政に関し、ご理解とご協力をいただきますようお願い申し上 げます。   ――――――――――――――――――――――   関東運輸局 交通政策部 消費者行政・情報課   (行政相談窓口担当)   TEL  045-211-7268   FAX  045-201-8807   ―――――――――――――――――――――― [ 以下、お問い合わせ本文 ] JR等公共交通機関に、軽度知的障害者がガイドヘルパー同伴で乗車する場合、二人分の運賃を支払わなければなりません。 知的障害者にとってのガイドヘルパーは身体障害者の車いすや視覚障害者の盲導犬に相当するものだと思いますが、 障害者差別解消法が施行されて一年が経過する今も、なんの改善もありません。 収入の少ない知的障害者にとって外出がしにくい原因のひとつになっています。 ぜひ貴局より、指導監督をしていただきたくお願い申し上げます。

2017年4月30日日曜日

まちだリス園

ご存じないかたも多いと思いますが、ここは就労継続支援B型施設です。 知的障害者21名(男性14名、女性7名)が働いているそうです。 入口の切符切りや、リスコーナーへのドア開閉などを障害のある方々が担当していました。 それほど広くない敷地で、動物と触れ合えるので、小さなお子さんと一緒に出掛けるのが良いかなと思います。

2017年3月19日日曜日

社会福祉士合格体験記

 社会福祉士って、知らない人も多いのではないかと思うのですが https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%A6%8F%E7%A5%89%E5%A3%AB 簡単に言うと相談援助する仕事で、成年後見人とかにもなれます。 前々からこの資格を取りたいとは思っていたのですが、いろいろ難関があって。 その1 受験資格を得るために学校に行かなければならない、それも50万円近くかかってしまう。  ちょうど2年前に専門実践教育訓練給付という制度が出来て、http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000058556.html  最大60%まで補助してもらえることになりました。この制度がなかったら受験できなかったと思います。  雇用保険に入っている方、オススメです。  私はアルファ医療福祉専門学校の通信教育を利用しました。 その2 実習に24日間も通わなければならない。  これは勤務先や実習先に理解があるかどうかにかかってきます。  私の場合は有給休暇や遅刻・早退して一週間に三日ずつ8週間、偕恵いわまワークスという施設に通わせてもらいました。 で、実際に勉強を進めたスケジュールですが、 平成27年5月    入学 月に1~2度のスクーリングで町田まで通いました。            毎月のレポートもけっこう大変でした。   28年1月    介護福祉士試験受験 これは試験に慣れるためと社会福祉士試験とだぶる分野があるためです。      5月~7月 実習      10月   模擬試験受験 一番安かった東京アカデミーでした。この時点で合格ラインだったのですが            一問も得点できていない科目があり(本番だとこれで不合格!)気を引き締めました。      11月   卒業   29年1月    社会福祉士試験受験 です。  肝心の勉強方法ですが、メインで取り組んだ「岡野の合格無料ゼミ」が大変有効だったと感じています。http://www.syakai-fukushi.com/ 空き時間を利用して、一日40問ずつ過去問を解きました。不正解の問題は再度出題されます。 介護福祉士の時も利用させてもらいましたが、介護福祉士の試験が終わった翌日から社会福祉士の問題にとりかかりました。 正直言って介護福祉士とは難易度がかなり上がっているという印象で、最初のうちはほとんど正解がとれませんでした。 結局試験本番直前までやり続けましたが、全問終わることは出来ませんでした。 このe-learningはちょっと古い過去問中心なので、試験受験の頃から、新しい傾向に慣れるためワークブックと 過去問一問一答をやりました。  こんな感じでなんとか合格することが出来ました。やはり勉強は若いうちがいい、年取ってからだと目が疲れてテキスト読むのも 一苦労でした。今回学生時代よりも勉強したなぁと思います。今は気が抜けた状態ですが、少し充電してまた何かチャレンジする 目標を見つけたいと思います。

2017年2月16日木曜日

ケアラー支援

ケアラーって高齢者や障害者の介護者で、職業としていない人のことだそうです。 職業で介護してる人はケアワーカーだそう。 で、そのケアラーを支援するためのカフェ立ち上げのノウハウを学ぶという講座に行ってきました。 家族など無償で介護している人は広く存在するそうで、終日介護を担ったり、仕事や育児との 両立に疲れ、体の不調を訴える人も多いそうです。 追いつめられる前に、ケアラーズカフェやオレンジ(認知症)カフェなどの居場所作りが必要とのこと。 ちょっと疑問に思ったのが、介護保険などが出来たのは、そのような家族介護では対応できなくなって きているから社会的に介護しましょうということで出来た制度だと聞いていて、家族介護を進めると 介護保険などの充実が遅れてしまうのではないか?でした。 でも、あそこの嫁は親を介護しないなどの世間体であったり、共依存状態で離れることができない 人も多いそうです。 国からしても、これだけ介護費用が膨らんでしまうと、少しでも家族に介護をお願いできれば助かるという ことがあるかも知れません。 カフェの事例紹介や傾聴実習などがあったのですが、残念なことに金銭面や運営面での具体的なお話は ありませんでした。 儲からないのは確かだそうですが、赤字を続けていては継続はできません。 なかなか実際にやるのは難しそうです。。。

2017年1月31日火曜日

障害者支援施設部会全国大会

30・31日と半日ずつ全国大会があり、800人近い知的障害者施設関係者があつまりました。 一日目 ◆ 熊本報告 ◆ 基調講演 沖縄大学名誉教授の加藤さんから、ご自身の横浜での福祉活動を中心にお話がありました。        あの人がいるから行くというような拠点作りが必要であり、切れたつながりをつなぐのがソーシャルワーカー ◆ 鼎談 社会福祉法人佛子園理事長の雄谷さんの実践報告がパンチがありました。      今の障害者福祉とは根底から考え方が違い、「ごちゃまぜ」を合言葉に、障害者やお年寄り、子どもら住民すべてを      対象に活動されているのがすごいと思われました。      皆が集まるように温泉まで掘ってしまうというその発想には脱帽です。 ◆ 情報交換会 親睦会だったのですが、え~これで9000円?とやや物足りなかった料理でした。         人数分出された天ぷらをある方が自分の好きなものだけいくつも取っていて最後の方まで         回りませんでした。こういう人が福祉をやっているのかと情けなくなりました。 二日目 分科会 「利用者の地域での暮らしの支援について考える」をテーマに、小規模入所施設の実践例、前日の佛子園が実践する まちづくり、就労移行支援の事例報告、施設からグループホームへの移行報告がありました。 今回の大会は自腹参加で、22000円は痛かったのですが、それだけのお話は聞けたかなと感じます。 分厚い本ももらい、参加していない他の分科会等読むのが大変そうですが、少しずつ勉強したいと思います。