坂爪真吾さんの「障がいのある人の性 支援ガイドブック」
出版記念公開セミナーに行ってきました。
非営利組織・ホワイトハンズ代表、坂爪さんの講演
明星大学特任教授、平井威さんの講演「結婚相談室ぶ~けとは?」
お二人の対談と質疑応答
でした。
いやー、興味深かったです。
「いま、障がいのある人の性について、私たちはなにをすべきか?」というテーマで
障がいのある人の性と真の自己決定支援について考えました。
障がいのある人の性(セックスや自慰行為などの性行為だけでなく、恋愛や妊娠、結婚、更にはセクハラや性風俗従事者の差別問題など広い意味)が
いろいろな意味で問題であるのはわかっているけれど、実際には何もしていない、いや何をして良いのかわからないから出来ていないのが現代であり
それに対して、叩き台を提供してくれたなというのが正直です。
質疑応答では、坂爪さんのやり方に対して批判的な質問も出ていましたが、それほどこの問題は様々な考え方があり、だからこそ
このように意見交換していく先に良い解決が待っていると思うので、私はいいんじゃないかと思っています。
個人的には平井さんの、性教育は学校や家庭で行うのは難しいという意見に、そうそうと深く納得してしまいました。