2019年10月7日月曜日
水道料金の減免制度
神奈川県の場合、水道料金の減免制度があります。
http://www.pref.kanagawa.jp/docs/r4a/ryoukingaido/genmen.html
個人対象はご存じの方が多いと思いますが、施設対象もあります。
<障害者就労施設>
・障害者支援施設、地域活動センター
・生活保護、就労移行支援又は就労継続支援を行う施設
<障害者グループホーム>
・共同生活援助を行う施設、福祉ホーム
関係する施設が対象でしたら確認してみるのも良いかもしれませんね。
他県の場合はわかりません。
なんで行政によって違うんでしょうか。
2019年9月23日月曜日
サビ児管更新研修
先日、サビ児管更新研修を受講してきました。
サビ児管とは、サービス管理責任者・児童発達児童発達支援管理者のことで、障害分野の事業を行う場合に
必須の資格を持っている人のことです。
今年度から体系が大きく変わりました。
1.実務要件が一部緩和されました。それまでは直接支援業務を10年やっていなければ研修を受講できなかったのが8年に短縮されました。
(他の実務要件は従前通り)
2.サービス管理責任者として配置されてから5年毎に更新研修を受講しなければならなくなりました。
3.各分野(介護、地域生活(身体)、地域生活(知的・精神)、就労) 及び児童発達支援管理責任者別に研修を実施 していたのが統合されました。
今まで修了した分野及び児童発達支援管理責任者にのみ従事可だったのですが、全分野で従事できます。
更新研修は確かに必要と思います。一回資格研修を受講すればずっとそのままというのは、新しい情報を得られにくくなっていました。
分野統合はどうでしょう?将来専門コース別の研修が予定されているとは言え、簡単に今までと違う分野の仕事ができるのかという心配はあります。
実務要件の一部緩和もそうなのですが、サービス管理責任者が少なすぎるという問題を解決するためのようです。
私がサビ管研修を受講した時には、各事業所で1名などの制約がありました。サビ管になりたくても事業所がウンと言わなければなれませんでした。
一定のレベルをキープするためには有効だったのかも知れませんが、サビ管不足を招いた一因でもあります。
実際にサビ管業務をやっていると、行政によって書類が違ったり、チェック項目も同じでないなどやりにくさを感じます。
実務者側も試行錯誤しながらより良い仕事ができるように頑張ると同時に行政側ももっと現場の意見を取り入れていって欲しいと願います。
2019年6月18日火曜日
シェアハウス
先日、社会福祉士会の研修で、高齢者と障害者が共生する新しい形のシェアハウスの紹介を聞いてきました。
講師は一般社団法人ウィズタイムハウス代表の加藤木桜子さん
2018年練馬区にウィズタイムハウスhttp://withtimehouse.org/wp/という、新しい形の共同住宅をオープン。
ちょっとサポートが必要な老老介護の夫婦や老障介護の親子、障害のある人などが暮らしている。
制度に当てはまらない人も対象にしたいと、公的な補助はうけていないそうです。
確かに現行の制度は障害者用、高齢者用と分かれており、高齢の親と障害のある子が一緒に
支援を受けながら生活することが難しいです。
でも、特に知的障害のある子の場合はなかなか子どもを一人暮らしさせようという親が少なくて
一緒に住める場所が望まれていました。
ここだったらそれが叶えられるかなと思いました。けれど、公的補助がない分有給の支援者を置けないという
ジレンマがあるようで、在宅サービスを利用してもらったり、ちょっとしたことなら加藤木さんが対応しているようです。
縦割り行政、なんとかならないもんかと思います。
2019年6月9日日曜日
「金澤翔子の一人暮らし」読みました
金澤泰子 著 「金澤翔子の一人暮らし」を読みました。
知的障害の子を持つ親は、うちも含めていろいろな面で大変!
そのなかでも、将来(親の自分がいなくなったあと)子どもがどう生活していくのかは頭を悩ますことの一つです。
著者は子どもが25歳になったら一人暮らしするようにしたいと思っていたそうです。
確かに入所施設は現在ほぼ建設もされず、キャンセル待ち状態で、知的障害者の住まいはグループホームが
ほとんど、それも数が少なくなかなか入れないのが現状ですが、
なぜ一人暮らしを選んだのだろうか?それもホームヘルパー無しで(後半友人がたまにヘルプに入るようになったとのことですが)が
よくわかりません。
本人の自立度はそれぞれですし、それなりの訓練(?)を積んできたという自信もあってのことだったのかなと思いますが、
一人暮らしを始めても、どうせすぐに自宅へ戻ってくるに違いないと思っていたとも書かれています。
すごく迷われていたのだろうなと想像します。
それでも翔子さんはちゃんと一人暮らしを続けている、親としてはほっとする反面淋しい思いがあるのではないでしょうか。
障害者と一緒に住む親御さんは多いです。
先述したように住む場所がないというのも大きな原因ですが、たとえ新たにグループホームが出来たとしても
果たして、そこに任せられるのかどうか、それよりは自分が面倒みられるうちは自分で面倒みたいという方が多いようです。
それでは、親が死んだらどうするのですか?と聞くと、なんとかやっていくでしょうとの答えが返ってきたこともあります。
気持ちはわかりますが、やはり自分がいなくなったあとの子どもの生活を見届けて、これなら安心して逝けると思いたいです。
障害者の暮らし方は様々ですが、一人暮らしはある意味、我々の希望の星でもあります。
後日談もぜひ知りたいと思いました。
2019年3月31日日曜日
映画「道草」
昨日から横浜のジャック&ベティで上映が始まった「道草」を見てきました。
重度の自閉症や知的障害者がヘルパーとともに一人暮らしをするドキュメンタリーです。
上映後は出演した家族の方などが舞台挨拶され
監督のサイン会も行われました。
今まで、知的障害者の入所施設や精神障害者のグループホームで働いてきた経験から
だいたいこの人はグループホームでやっていけるかなとか、入所施設でないと無理でしょうなどの
自分なりの判断基準があったのですが、この映画に出演している方々はほぼ入所施設だろうと
思える状態でした。
その人たちがヘルパーとともに一人暮らしをしているって、ある意味すごく衝撃でした。
親としては、こんな選択肢ができてうれしいと思える反面
支援者の立場からは、どうやったらこんな支援ができるのか驚きでしかありませんでした。
ただ、一晩寝て考えたのは、他害のある人を地域で受け入れることの難しさです。
他害=他人への傷害行為はやった方に障害があるからと言って、許されるものではないと思います。
この映画の中でもお店のガラスを割ってしまう場面が出てきますが、そのような可能性がわかっていて
ヘルパー一人で対応するのはどうなのだろう、やはり複数のヘルパーがつくべきなのではないだろうか?
小さなお子さんを持つ親御さんが近くにいたらとても心配だろうと思います。
地域で暮らすにはその地域のルールを守らなければなりません。
理解してもらうようにするのも支援者の仕事と言えますが、何か事件があったら責任は誰がとるのでしょうか?
特に自閉傾向のある方は入所施設のように大勢の人と一緒にくらすのがストレスになるため
一人暮らしを選ばざるを得ないという事情も理解できます。
さらに言えば、このような支援ができる事業所はまだまだ少ししかないという現実もあります。
悩ましいです、、、
2019年1月10日木曜日
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