2014年8月12日火曜日
JR東日本の見解
軽度知的障害者がガイドヘルパーを利用して交通機関を利用する場合、
何の割引もなく、二人分の料金を支払わなくてはなりません。
足の不自由な人に車いす、知的判断の難しい人にガイドヘルパー、どちらも移動するときに必要なツールです。
しかし、JRなどでは車いすに料金はかかりませんが、ガイドヘルパーは運賃を払わなければ乗車することができません。
これっておかしくないですか?
現在知的障害がある人のうち、重度と判定された人のみが本人&同伴者共に半額割引が適用されています。
しかしながら軽度と判定された知的障害者の中にも同伴者がいなければ乗車できない人は多くおり、逆に重度と判定されていても1人で乗車できる人もいます。
現在の制度では軽度知的障害者が外出するためにガイドヘルパーを依頼すると二人分の交通費が必要になり、外出しにくい原因のひとつとなっています。
今年国連の障害者権利条約を批准し、合理的配慮が各機関に求められることになっています。
知的障害者が、必要な同伴者と一緒に乗車する場合には重度・軽度に関係なく割引していただき、より外出のしやすい社会にして欲しいとお願いします。
オリンピックを開催するに値する、本当の「おもてなし」のできる国であって欲しいです。
JR東日本の見解は以下の通りだそうです。皆さまどうお考えでしょうか?
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弊社では、身体障害者割引等の公共割引は、本来は、弊社ひいては一般のお客さまの負担により実施するのではなく、社会福祉政策の一環として国等の負担により実施されるべきであると考えております。
国鉄より継承して実施しております現在の公共割引につきましては、国等の措置が行われるまでの間は継続して実施してまいりますが、誠に申し訳ございませんが、これ以上の割引の拡大を実施する考えはございません。
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