2019年9月23日月曜日

サビ児管更新研修

先日、サビ児管更新研修を受講してきました。 サビ児管とは、サービス管理責任者・児童発達児童発達支援管理者のことで、障害分野の事業を行う場合に 必須の資格を持っている人のことです。 今年度から体系が大きく変わりました。 1.実務要件が一部緩和されました。それまでは直接支援業務を10年やっていなければ研修を受講できなかったのが8年に短縮されました。   (他の実務要件は従前通り) 2.サービス管理責任者として配置されてから5年毎に更新研修を受講しなければならなくなりました。 3.各分野(介護、地域生活(身体)、地域生活(知的・精神)、就労) 及び児童発達支援管理責任者別に研修を実施 していたのが統合されました。   今まで修了した分野及び児童発達支援管理責任者にのみ従事可だったのですが、全分野で従事できます。 更新研修は確かに必要と思います。一回資格研修を受講すればずっとそのままというのは、新しい情報を得られにくくなっていました。 分野統合はどうでしょう?将来専門コース別の研修が予定されているとは言え、簡単に今までと違う分野の仕事ができるのかという心配はあります。 実務要件の一部緩和もそうなのですが、サービス管理責任者が少なすぎるという問題を解決するためのようです。 私がサビ管研修を受講した時には、各事業所で1名などの制約がありました。サビ管になりたくても事業所がウンと言わなければなれませんでした。 一定のレベルをキープするためには有効だったのかも知れませんが、サビ管不足を招いた一因でもあります。 実際にサビ管業務をやっていると、行政によって書類が違ったり、チェック項目も同じでないなどやりにくさを感じます。 実務者側も試行錯誤しながらより良い仕事ができるように頑張ると同時に行政側ももっと現場の意見を取り入れていって欲しいと願います。