2010年7月11日日曜日

バリアフリーキャンプ

神奈川県足柄ふれあいの村で行われたバリアフリーキャンプに参加してきました。

障がいのある子どもの余暇活動を充実させるために、豊かな自然環境や活動プログラムを生かし、日常生活では味わえない感性や感覚を養うとともに、親子、参加者同士の交流と心身のリフレッシュを図る。

というイベントで、てっきり身体障害の子供たちが多いのかと予想していましたが、
実際は自閉症、ダウン症、知的障害など、外見はあまりよくわからない子供ばかりだったようです。

参加者は約30名、支援の必要な子供には一人ずつボランティアさんが付きっきりで世話してくれます。
日程ものんびりで、里山ハイク、マスつかみ、保護者交流、キャンドルファイヤー、キーマカレー&ナンづくりをやってきました。

子供にはたいへんよかったようで、親からも普段なかなか自由に各種イベント参加できないので
ありがたいという声が聞かれました。

参加希望者が多く、抽選で参加が決まる状況です。

ところが、来年からはどうなるかわからないと職員の方が言っていました。

事業仕分けの影響などもあって、ボランティアへの交通費も削られ、主催していた
神奈川県ふれあい教育振興協会も解散の方向に向かっているからだそうです。

会場の足柄ふれあいの村のすぐ隣には全国植樹祭天皇陛下お手植え会場が新しく
作られていました。

それまで山林だった場所をわざわざ切り開き、改めて植樹のためだけに立派な会場が
作られる、片や支援の必要な子供や家族が年に数回ホッとできるイベントがなくなって行く。

とってもヘンだと思います。

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