2011年7月22日金曜日

介護の社会化

昔は大家族で、おじいちゃんもいれば、おばあちゃんもいる、
お母さんは専業主婦で家にいるのが当たり前だった。

それが今では核家族化が進み、かつ共働きも普通で
日中は誰も家にいない。

そんな時に例えばおじいちゃんが痴呆になって介護が必要になっったとしても
一体誰が面倒を見るの?

昔だったらお嫁さんや近所に住む二男、三男の嫁さんも交替で介護できた。
今はおばあちゃんが一人で老々介護するか、あるいは息子が会社を辞めて
介護する?
でも「認知症の母親殺害容疑、長男を逮捕」 なんてニュースがたびたび発生してしまう。
 
それじゃダメでしょう、というので介護保険が創られたそうだ。
介護は家族で行うものではなく、社会全体でやりましょうということ。
 
でも現実はまだまだ「介護の社会化」は程遠い。
 
ヘンだと思うのは、社会全体で考えなければならないのは、
介護だけではない、障害支援だってそう、保育だってそうだろう。
 
障害児の将来を悲観して母が子どもを殺す、
子育ての不安からわが子に虐待、というような痛ましい事件がなくならない。
 
まとめて福祉税なんてしたらどうなんだろう?
他にも方法はいろいろあるのだろうけれど、早急に対策を立ててもらいたいものです。
 
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