2010年8月21日土曜日

不登校未然防止セミナー

神奈川県立総合教育センターで開催された公開研修会「教師や保護者にしかできない不登校の未然防止」
講師:東京学芸大学教職大学院教授小林正幸さん。

参加者は教師73名、保護者75名。
いじめ・不登校は神奈川が全国トップだそうです。(もちろん悪いトップ)

不登校自体は悪いことではない、けれどそれによってその時期に学ぶべきことが学べない、クオリティーオブライフが低下する、進路選択で不利益を被るといった問題が出てきてしまう。

昔は子供の支え手であった地域の人達が関われなくなっている。そのぶん学校の影響が大きい。
早期発見・早期対応が予防につながるのだけれど、結局は学校の居心地を良くするしかない。

1)欠席がみられたら積極的に働きかける
2)本人と会い、話をしようとする
3)保護者と連絡を取り合う
4)同僚教師や相談員に相談する
5)本人の好きなこと、得意なことを探り、その面で付き合うようにする
6)本人が安心していられる場所を作る
7)登校時にはあたたかい声をかける
8)不安や緊張や怒りや嫌悪などの不快な感情を言葉で表現できるように促す
9)本人をめぐる仲間関係に配慮をする
10)複数の先生でチームを作りかかわる

ことが必要だそうです。
ですが現実にはできていない学校が多いのでは?

それが問題なんだけどな~。

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