2012年6月26日火曜日

ようやくサービス開始

NPO法人茅ヶ崎手をつなぐ育成会ウィズの話題です。 5月1日に介護事業の認可が下りたのですが、 5月中は利用者・ヘルパーそれぞれへの契約書を作ったり 保険の契約をしたり、社会保険や雇用保険の手続き、 通信環境の整備などで、あっという間に終わってしまいました。 6月になって、ようやく利用者とヘルパーの募集に取り掛かり なんとかここに来て移動支援サービスを始める事が出来ました。 出費は多いものの、入金は一銭もなく、無給の日々が続いています。 (今月の仕事に対する入金は二カ月後の8月です!) 移動支援事業は茅ヶ崎市の事業なのですが、神奈川県の自立支援システムを 使っており、その自立支援システムとは別に国のシステムもあったりして、 市に問い合わせたり、県に問い合わせたり、きちんとしたマニュアルも ありません。 障害者への自立支援事業のひとつなのですが、取り扱う事業者は少ない (介護保険事業者に依頼しても断られてしまうそうです) また、利用者側からもヘルパー分の交通費などを負担するのは嫌だという 考えをお持ちの方も多い(その気持ちはよくわかります)ので あまり日の目を見ない事業なのかも知れません。 ただ、この事業を始めて思うのは、よく「親なきあとが心配」と言われる 親御さんが多いのですが、だったら一日も早く親がいなくても本人の意思で いきたい時に行きたい場所へ行ける体制(システム)を作っておかなければ いけないのではないだろうか、です。 さらに障害児をお持ちの親、特に母親は心も体も休まる時がなく 疲れきっている人が多いので、移動支援事業を利用することで 少しでもリラックスできる時間を持って欲しいと思います。 この春に撤退した事業者も出てきていると聞いています。 それだけ経営的には難しいのかなと思いますが 知的障害に特に理解が深いという特徴をもった事業者として がんばっていこうと思っています。 利用者及び登録ヘルパーさんをぜひご紹介ください、 また茅ヶ崎駅近辺の拠点もあればいいなと思います。 ご協力よろしくお願いします。

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